禰疑野(ねぎの)神社

所在地: 大分県竹田市今

 

駐車場: 駐車スペースがある。

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景行天皇の九州巡幸で各地の土蜘蛛討伐にて、壬年十二年に禰疑野の地に着き(現在の大分県竹田市今)、打ザル・八田・国摩侶の3人の土蜘蛛を討伐したのだが、その際に、景行天皇が兵士たち言葉をかけて労ったのが、禰疑野の地名の由来である。
禰疑野神社付近には、鬼巌屋・土蜘蛛塚(土蜘蛛の墓)・血田といった、景行天皇の土蜘蛛討伐に縁のある遺跡が多く残されている。
本社の創立は、城原八幡社、宮処野神社の創立より推測して、應神天皇の辛卯二年(紀元九三一年)とされており、景行天皇を祭り、健磐龍神を配し、禰疑野大明神を崇め敬う神社とされている。

禰疑野神社は、景行天皇が土蜘蛛を討伐したことに縁があることから、昔より虫封じの神社として知られており、赤ちゃんに疳の虫がつかないように、また疳の虫が治まるようにと、県内外より参拝に来る方が多い。
秋の大祭では、子どもを連れて神楽の演目である「柴引き」を奉納し、天津児屋根ノ命・天ノ太玉ノ命に子どもを抱かせ、虫除けや健康を祈願されている。
そのためか、神社に鶏(虫を食べるという意味で)の絵を奉納される風習が昔からあり、境内の天井には多くの鶏の絵が飾られている。

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