稲荷(いなり)神社 (稲荷町)

所在地: 鹿児島県鹿児島市稲荷町34−15


駐車場: あり

祭神: 宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)
      猿田彦神(サルタヒコノカミ)
            大宮姫神(オオミヤヒメノカミ)


島津氏の家祖である忠久は嵐の夜に摂津の住吉大社で稲荷神の神験により狐火に護られながら産まれたとされ、生涯住吉大社と稲荷神を崇敬した事から、薩摩へ下った承元3年(1209年)に湯田村(現日置市東市来町湯田)に稲荷神社を勧請したのが創祀であると伝え、代々島津家によって崇敬され、後に島津忠国によって現社地に遷座したという。

江戸時代になると藩主の崇敬社であった事から上下の信仰を集め、元禄9年(1696年)に正一位の宗源宣旨を受け、同13年には近衛家熙の揮毫による神号を鳥居に掲げた。

また、正祭(例祭)には薩摩藩における壮観の一に数えられた流鏑馬の神事が行われ、同時に開かれた稲荷市は九州三大市の一として最も賑わったという。

 

 

 

 

 

 

 

 


虚雷(こらい)

斬雷(ざんらい)


文禄・慶長の朝鮮出兵において島津義弘率いる五千の島津軍は、明軍二十万の包囲を受け泗川砦で自刃を覚悟した。

その時、赤狐・白狐が現れ「我らに松明をお貸しください」と告げた。その通りにすると松明をくわえた赤狐・白狐は敵の火薬庫へ突撃し点火。これにより義弘は偉大な武勲を立てた。

この伝説から、赤狐・白狐は「吉方へ導く”導きの神・守護の神“」として祀られています。

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